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​伝説の名舞台、1994年ウィーン国立歌劇場、カルロス・クライバーの指揮、若々しい当時は新進気鋭だったのでしょう Anne Sofie von Otter の声、姿、演技・・・

オックス男爵の Kurt Moll は映像で自身のオペラ人生初期の【魔笛】からの馴染み:調べたら1991年!エッ 2017/3にご他界

伯爵夫人はこの映像以外では知らない Felicity Lott フェリシティ・ロットは小生より三つお姉さん:元帥夫人にふさわしい声・容貌・立ち振る舞い。

​そもそも【ばらの騎士】に触れたのは、NHK教育TV[夢の音楽堂]で、当時ウィーン国立歌劇場音楽監督の小澤征爾が解説していた映像でした。自身にとって、リヒャルト・シュトラウスの本作は、音が多過ぎて、馴染めず(と左脳で分かろうとしていた?)途中で、オツムは疲労困憊!終幕の元帥夫人、オクタビアン、ゾフィーの(素人ゆえ他に例のない、かつ、長い)女性三重唱の良さも分からなかった。

​今では、いつまでも、繰り返してでも聞き惚れていたい秀逸至極な歌唱です。

一幕のドタバタ的賑やかなシーンが過ぎ、元帥夫人が静かに歌い終わり・・・

ヘルベルト・フォン・カラヤンが写真を撮るのを許可した(日本が誇る世界的な)写真家 木之下 晃 氏が語ったと記憶しているが、撮い甲斐がある指揮者は、カルロス・クライバーと小澤征爾・・・

本作でも通常以上に指揮者が画面に登場します。が、残念ながら光が足らないオペピットにいて、動きが多い(と感じる)カーロス(小澤征爾のテレビでの発音)は、Print Screen で撮り難かった。

加えて、1994年の映像なので画質が劣る!Print Screen で撮った写真も先鋭度に欠ける。

若々しいバーバラ・ボニーはゾフィーに似つかわしいソプラノ : 約6歳年下・・・ 1994年当時38歳の乙女

​オクタビアンのオッターは5歳年下で当時39歳の青年 

既述[夢の音楽堂]で小澤征爾が「ウィーンっ子は【ばらの騎士】が大好きです。舞台がウィーンで、モーツァルトに回帰した(【フィガロの結婚】を想起する)内容・音楽であることと、モーツァルト時代にはなかったワルツがちりばめられていること・・・」と語っていた。代表が2幕終盤で歌われる"オックス男爵のワルツ"

3幕へ

3幕の途中、曲が盛り上がり、アリアがない場面で、カルロス・クライバーが"出演"

音楽が聴こえてきそう・・・

難なく染み渡り、自身のオツムが発達途上にあることを体感し、達成感を得て、カーテンコール

とにかくド素人で、、下手の横好きの類に留まる古希人・・・ : が、徐々に着実に聴く力は高まっているのを自認している。"第三次世界大戦"的な新型コロナウイルス感染症汎流行禍、ウィーンの都市封鎖、国立歌劇場などのシーズン終盤の全公演中止での"粋な計らい"に感謝しつつ、日々の夜(~翌早暁)にセッセと研修♪('20/4/17)

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ウィーン国立歌劇場の"粋な計らい"

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