2019年5月、単独行５回目のウィーンは、単独ゆえに、自身の思うまま・気分のままに行動し得た。夜のオペラ、夜主体の演奏会に向けた行程を前提のこととして･･･。

　2012/2013年5月は、相棒と共に“学生気分”で、オペラの立ち見を含めて、“若過ぎる行動”をしていた。私事、2014年5月から、チケットの購入に係る（内心、“革命”と自己評価できる）変化があり、結果、バルコン、ギャラリー（や嬉しくないロジェことボックス席）最前列席で、視聴研修を継続している。例外なくであり、稀有なことと分かる。

　2016/2017年5月は、オペラ等に疎い彼女たち2人ずつを伴った。姿勢は、小生の研修が主体であり、それを承知での同行で、2016年は、オペラが充実して、ドミンゴが出演する【椿姫】は、彼女らには配席されず第一幕を家屋立歌劇場横でライブ･ビューンぐし、プレミア公演【ドン･カルロ】と、夜行便（ターキッシュエアラインズ）で到着した日の夜【ローエングリン】は小生のみが研修した。彼女らはホテルでゆっくり･･･。一方、全日の行程でザルツカンマーグートを含め、ザルツブルクへの日帰り旅行（：ザルツブルクで飲食し、アルコール漬けで深夜にウィーン帰着）や、夜ホイリゲで飲食した２日はオペラ・演奏会なしで過ごした。翌年の二人は、小生に行動をくっつきっぱなし･･･で、同様に２日は夜をザルツブルク、市内のケラーで飲食した。

　2020年は、彼と彼女を伴っての催行だが、お二人ともクラシック音楽には造詣が（小生以上に）深く、かつ、中日の水曜日（2020/5/20）以外は、オペラ、演奏会が充実している。結果、昼間の行程を再考することにした。

　と言うのも、今回、単独行ウィーンでもオペラ【マクベス】･【リゴレット】と、秀逸な５つの演奏会に恵まれ、各々、昼間に体力を消耗しないように心がけて臨んだ。

　2012年5月は、到着した翌々日の(日)に「快晴の昼間に歩き回り、ワインも飲み！＆見易い前方２列目に座したことで睡魔と格闘！」の記録通り、失敗をした苦い思い出がある。

　で、催行を再考　：　ザルツブルクは　グラーツは　メルク修道院～ヴァッハウ渓谷は　など

　※ 参照： 2012年5月　｜2013年5月　｜2016年5月　｜2017年5月　

@1a ★ メルク修道院～ヴァッハウ渓谷のクルーズ～デュルンシュタイン散策は〇

　： KOMBITICKETS 　WACHAU-TICKET　コンビチケット 55.00 EUR は、国鉄駅で前日にでも購入OK！

　（中央駅は混雑 ； U2で至近の混雑しないプラーターシュテルン駅での購入）

@1b　2020年5月20日(水) フォルクスオーパーのミュージカル“KIss me, Kate” は、チケットを事前購入予約しない。当日の流れ･気分･体調で、立ち見（Standing RoomUpper Circle → 本作は 3.00 EUR）で臨みたい。

@2 世界的観光地のザルツブルクは、観光客が多い(多過ぎる)･･･

　： 14時～1時間弱の祝祭大劇場のバックステージツアーをメインにするとして、急ぎ足で歩き回ることになる。

　ザルツブルク行を決めるなら、5/20（水）全日を費やした方が良いのかも知れない･･･。

　乗車券は、予め催行日を決めて、“超割”を5か月余前に購入　ないし　Westbahn なら当日車内購入可
@3 ★ Graz ぐラーツ ◎

　：催行日を事前に決め、国鉄“超割”のネット購入が良い。利便性の高い代替交通がない。

@4　佐渡さんの本拠地 Sankt Pölten への半日　中央駅から至近が旧市街で、市庁舎広場＆界隈の街歩きは秀逸

　気が向けば、旧市街とミュール川沿いの散策路を1km余歩いて、Festspielhaus の訪問もオススメ！

　例えば、前日に楽友協会での演奏会と同じ曲目ソリストが、翌日にFestspielhausでも演奏します。

　： Westbahn で前日･当日に決めて行ける気楽さ：例えば、U2 で Praterstern へ移動し、同駅始発の Westbahn！

　　Wien Praterstern Bahnhof 08:56→09:37 St.Pölten Hbf 片道 11.50 EUR　（付：国鉄の当日券は13.80 EUR）

　佐渡さんの本拠地を訪ねた後は、市庁舎広場に戻り、カフェで･･･　

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@5a-c　メグさんは体験済：「彼女にも是非！」なら催行可能です。

　がしかし、@1-3 の何れか2か所は没になります。@4 と合わせて、20日（水）ならば、全日催行が可能です。時間的には、18日（月）も可だが、マーラー3番で眠気！　

@5a　中央駅始発のポストバスに乗り80分間、途中からは田舎･田園の車窓を楽しみ、宮廷楽長を務め、記念館もあるハイドンゆかりのアイゼンシュタットで下車：美しい街を散策し、再びバスで世界自然遺産のコウノトリが民家の屋根で子育てをしているRust ルストへ。街の散策と同世界遺産（欧州最大のステップ湖である）ノイジードラー湖畔のサイクリングは、水鳥たちを目に留め、ワイン畑の中を爽やかに･･･：突然のように、湖から雨雲が寄せ、スコールに出会わないことを願いつつ。

@5b　ベートーベンゆかりのバーデン Baden bei Wien は、ウィーンの森南部に位置し、皇帝の保養温泉地で、周囲にワイン畑が広がる街で散策するにはほど良い規模：オーストリア政府観光局の記事を抜粋引用［ベートーヴェンは1804年から1825年まで、ほとんど毎年バーデンを訪れ、とくに1821年から23年までは、小さなパン屋だったこの家の２階を借りて住み、第９交響曲や荘厳ミサ曲を作曲した。長短いくつものすばらしい散策コースがあり、上初めての場合でも道に迷う恐れはありません。よく知られているのが「ベートーヴェンの散歩道」･･･。広大な公園「クアパーク」では、花と緑の中にハプスブルク家の人々をはじめ、モーツァルト、ベートーヴェン、シューベルト、シュトラウスなど数多くの記念碑があります。］

@5c　ドナウ川周回クルーズは究極の足休め・のんびりと船上で３時間半 ： ドナウ運河の起点となるシュヴェーデンプラッツ Schwedenplatz の桟橋から、 後進し、間もなく、ウィーン川で船首を川下に向け、ゆっくりと下ります。ドナウに出たら、左に曲がり上流へ船首を向けると、大きな水門は目前。日本にはない、水位調節のための大水門横の二重“lock”を抜けると、雄大なドナウの景観を眺めつつ運河の上流側起点へ。再び、“lock”を抜け、ドナウ運河をゆっくりと下ります。　

@5c＋　ン？！究極の足休めとなれば、朝の光が良ければ、中央墓地 Zentralfriedhof に行き、ベートーヴェンなど大作曲家たちのお墓詣でも合わせでオススメになります。体調・希望によります。　

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@6　隣国 Bratisalva ブラチスラバへ：往路はREXで、発展途上国と体感できる車窓を眺めつつ、スロヴァキアの主たる終着駅へ。駅前の舗装のひび割れ、雑草、壊れたベンチや（市民に開放されている）大統領府裏の公園にある顔が崩れた天使像、鳥の糞が目立ったマリア･テレジアの騎馬像などを確認しつつ、旧市街へ。観光地である旧市街に入ると環境は一変！ブラチスラバ城のある高台にタクシーで上がり、雄大なドナウの景観と市街を眺めつつ、河畔へ。［www.visitbratislava.com］は見るに値します。

　復路は（小生は船尾デッキに居座って）高速船 Twin City Liner でのドナウ川を快走し、運河に入り、緩速で、船上から街を眺めU1･U4とTram1･2 駅が目の前にある桟橋シュヴェーデンプラッツ Schwedenplatz着

　

$　2020/5/21(木), 22(金) はウィーン市内でゆっくり ： 候補は多々あり過ぎるほど･･･　地図での確認を（順不同）

$1　Stadpark 市立公園 ： 黄金のヨハン･シュトラウス二世像は午後の柔らかい光が嬉しい。　

$2　Belvedere ベルヴェデーレ宮殿 ： 庭園の美しい上宮にある門外不出 Gustav Klimt の 接吻 は見逃せない。隣接するウィーン大学付属植物園のアルプス植物園と（メグさん一部のみ体験済の）森林植物園　

$3　“みどりのプラーター” Prater プラーター公園の散策 & ジョギング は朝食前がオススメです。